【第38話:パナマ編①】隣不審者
※2005年2月~3月時点の内容です、現在は状況が違うかもしれません。
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本当はバスでコロンビアに行くつもりでしたが、前夜にご夫婦から、コロンビアが危険だという話を聞き、世界3大美女の国と言われるコロンビアに後ろ髪をひかれつつも、空路にてパナマに向かうことに。
パナマシティは、飛行機で約2時間で着くので移動が楽々です。
これまでは、長距離をバスで移動とかしてたので、それと比べると雲泥の差です。
パナマといえば、パナマ運河が有名ですが、いかんせん空港からは遠いので、今回は断念。
そのため、パナマで有名なものといえば、もう一つ。
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・・
・・・
そう、パナマ帽子!
これまで、お土産とかほとんど買ってないので、父親へのお土産としてパナマ帽子を買って帰ろうと思い、空港から市街地へ。
パナマはこれまで回ってきた国と比べると、少し近代的な印象。
まぁ、今までが結構山の中を巡ってきたので、そう感じるだけかもしれませんが。
その後、無事(安物の)パナマ帽子を購入し、パナマ運河博物館で運河の仕組みを学んだあと、この後の行程をどうしようかと思案することに。

とりあえず、ゴールはアメリカのシアトルなので、北上するとなると中米を縦断していくとなると、どこに立ち寄ろうか。
ガイドブックを読んで、個人的に思った国ごとの感想。
・ニカラグア:火山
・ホンジュラス:危険
・エルサルバドル:火山&湖
・ベリーズ:ナイトシーウォーク
うーん、せっかくなら昨日ご夫婦に進められたベリーズの「ナイトシーウォーク」をしに行ってみるかと思いベリーズを調べると、ベリーズには「グレートブルーホール」という観光地があり、写真もメチャメチャ綺麗なので、そちらに向かうことに。
ベリーズへの行き方には色々あるみたいですが、中米を縦断する高速バスがあるとのことなので、バスターミナルに向かうことに。
最近は飛行機移動が多かったので、久々のバス移動です。
しかも、今回は2泊3日のバス移動。
途中宿に泊まる日もあるみたいですが、基本バスの中で生活します。
早速チケットを購入し、バスが出発する時間まで待ちます。
時間が来たら順々にバスに乗り込みますが、なんとお客さんの大きな荷物を、運ちゃんがバスの天井に投げ入れいているではありませんか。
預けるの嫌だなと思いつつ、運ちゃんに交渉。
私「荷物大きくないから、中に持ち込んで良い?」
運「ダメ」
私「マジで、ダメ?」
運「ダメ」
私「そこをなんとか?」
運「ダメ」
・・・ダメでした。
そして放り投げ、空を舞いながらバスの天井の荷物スペースに入れられる私のリュックを見ながら、バスに乗車。
もうなるようになれと思いながら、バスが出発。
正直、飛行機とかでもっと楽に行けるのに、2泊3日もかけてバスでベリーズ行くなんて、どんな人が乗っているのか不安。
(いや、私もだけど。)
そうして、走ること数時間、周囲が暗くなり皆がウトウトしてきた時間となった時に、突如隣の空席に、男性が着席。
私「(わざわざ席移動してきて、なんなんコイツ)」
と思いながら、周囲を見渡すと、車内には空席がチラホラと、わざわざ人の横に座る必要もない状況。
私「(あっ、これヤバいやつだ。)」
と思い、貴重品の入ったカバンが窓側にあることを確認し、カバンを握りしめる。
顔色をうかがうと不敵な笑みを浮かべる不審者。
私「(笑顔には騙されんぞ、この不審者め!!)」
その後、数十分経過し、周囲も睡眠モード。
私「(あぁ、眠い。)」
私「(けど寝たら何されるか分からん。)」
私「(なんなんだよコイツ、どっか行けよ!)」
私「(眠い、眠い、眠いぃぃぃぃぃ!)」
すると、突然止まるバス。
まだ、国境じゃなさそうだけどな思っていたら、運転席から出てくる運ちゃん。
そして、ツカツカと後部座席の方へ来て、私の席のところで立ち止まると。
運「#‘%$‘#&%&#&#!!!!!」
と隣の乗客に怒鳴る運ちゃん。
隣の不審者が、運ちゃんに二言三言話すも、首を振る運ちゃん。
私「(なんだ、何が起きているんだ?)」
と放心状態の私。
すると、隣の乗客は席を立ち降車し、バスは再度出発。
私「(コイツは、こんな何もない所で降ろされてどうすんだ?(ザマアミロ))」
と思いながら、バスは進みます。
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最初は勝手に怪しいと思っていた運ちゃんが、助けてくれました。
ちなみに、他の人にバスの荷物預けについて聞くと、同じように天井に放り投げたのを確認したのに、降りるときに荷物がなくなっていたという人もいましたので、お気を付けて。
では、また。