【第51話:アメリカ編⑤】刻黒歴史
※2005年2月~3月時点の内容です、現在は状況が違うかもしれません。
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昨日無理くり、泊まらせてもらった寮を早々に後にし、学校の近隣を散策。
この町唯一の日本料理屋
女性陣で流行っていた、へそピを開けてくれるお店
ちょっと離れたところにある中古のレコードショップ
(このお店で買ったthe michelle gun elephantのgear bluesには海岸版なのでシークレットトラックにジェニーが入ってたなぁ)
留学後に服を揃えて、帰国前に売りに来た古着屋
体育の授業で走ったランニングコースの一部
学校内にある売店で帰国間際にデポジットが使い切れてなくて、慌てて買った原色まみれのお菓子
毎朝調味料の醤油とマヨネーズを混ぜて、オリジナルのテリヤキソースを作ってかけたサラダと、チキンスティックを食べた食堂。
ルームメイトとフリスビーで遊び、「俺が投げたら、あの校舎超えちゃうぜ」という初めてアメリカンジョークを聞き取れた喜びの広場
そんな思い出の街並みを、思い出しながら歩いていたら、程よい時間になってきたので、職員室的な建物に行き、ココには留学生の面倒を見る教頭的な女教師のステファニーがいるはず。
と意を決して、ノックして扉を開けると、一昨年前と変わらず赤みがかったソバージュをなびかせる、ステファニーティーチャー。
私「お久しぶりです、覚えてますか?」
ス「もちろんよ、ビックリした。突然どうしたの?」
私「実は~(と、この旅の概要を説明)、そんで留学当時の人がいれば会って帰ろうかと思って」
ス「そうなの、それはグレートジャーニーね。タイラーがまだ学校にいるから連絡してみましょう。今後の予定は決まってるの?」
私「今夜この町で1泊して、明日にはシアトルに行こうと思ってます」
ス「そうなの、じゃあタイラーには連絡しておくから、またお昼にいらっしゃい」
ということで、一旦フリータイムへ。
とは言え、朝から町中を歩き回っていく場所もないので、広場で横になり時間を潰し、再度ステファニーティーチャーの元へ。
そして、扉を開けるとそこには、見慣れたデカい図体のタイラーが。
お互いにハグをして再開を喜ぶも、タイラーはこのあとまだ授業があるので夕方にならないとゆっくり話せないとのこと。
そうか、と思いつつタイラーから「今日泊まるところがないなら、ウチの部屋に泊まっていきなよ」というありがたいお誘いを受け、よろこんで泊まらせてもらうことに。
ここで、ステファニーから突然の提案が
ス「ということは、今日この後時間あるわよね?」
私「まぁ、はい。そうですね」
ス「そうしたら、今日この後のアナタの後輩の授業があるから、そこでアナタのグレートジャーニーの話を聞かせてちょうだい」
私「えっ、はい?」
ス「だって、本当に素晴らしいジャーニーじゃない。留学した経験がアナタのジャーニーにどんな影響があって、どんな旅だったのか後輩の子たちにも良い話だと思うの、どうかしら?」
私「いやいや、話す準備も何もしてないし、ロクな話もできないですよ」
とやんわり断りつつも、ステファニーティーチャーからの「それで?」とも言いたげな視線。
私「(どうかしらと言いつつも、どうあっても断らさせなさそうな、一昨年前と変わらないステファニーティーチャーだな)」
私「じゃあ、まぁ、はい。話します」
ということで、その後ステファニーと一緒に授業の教室へ行き、ステファニーが冒頭少し話をした後、呼び込まれる私。
(ちなみに、ステファニーティーチャーは日本語も結構話せますが、授業は基本的に英語で話をするので、きっとみんな私が誰かよく分かっていないハズ。)
そして、冒頭あいさつとして自己紹介、一昨年前に留学した先輩であることを伝え、今回の旅を始めた経緯と、この旅の行程と概要、感じたことを、とりとめもなく約30分ほど説明し、授業1コマ分が終了。
説明が終わると、生徒からのスタンディングオベーションで、拍手喝さい、ステファニーティーチャーからも感動の涙、、、となる訳もなく。後輩のみなさん呆気に取られ「ポッカーン」状態。
私「あ~、やっちまったー」
と思いつつ、ステファニーティーチャーから暖かい拍手をしてもらい、最後に英語でなにやら授業の締めを行っていたが、頭真っ白状態の私の耳には入ってこず、授業終了。
まぁ、こんな日もあるさと気を取り直し、タイラーと合流し部屋に行くことに。
昔の思い出話や、これまで書き溜めた日記を元に旅行の話などをして就寝。
最後寝る前に思ったことは、タイラー相変わらず部屋が汚いよ、少しは掃除しようぜ。
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人生の黒歴史を刻むことになり、今思い出しても汗が止まりません。
では、また。