【第52話:アメリカ編⑥】荷物紛失

※2005年2月~3月時点の内容です、現在は状況が違うかもしれません。

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前回は留学時代の友人と無事合流しつつ、黒歴史を刻みました。
今回はいよいよ、この旅の最終盤ですが、果たして無事に日本に帰れるのか。

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タイラーの家で一晩を明かし、そういえばバンクーバーに住んでいる友達に、もしかしたら今回の旅の途中で寄るかも言っていたことを思い出し、タイラーにパソコンを借りメッセンジャーで行けなくなったことを伝える。

すこし残念だけど、これ以上は帰国日をずらせないのでやむを得ない。

ついでと言ってはなんだけど、両親にも帰国日時を伝え、タイラーの部屋を出ることに。

タクシーにのり、バスターミナルでバスに乗り換えシアトルへ。

ここから空港に行けばあとは帰るだけだが、飛行機の時間までまだまだ余裕があるため、留学中も行かなかったシアトルの観光名所スペース・ニードルに行くことに。

歩いても30分ほどなので、グレイハウンドのバスターミナルのロッカーに荷物を預け、歩いていき現地到着。

展望台まで登ると、展望台自体が回っているとのことですが、歩いて回った方が早いので、周囲をグルっと一周して、南部を見ながら「よくもまぁ、こんな広い大地を旅して周ったものだなぁ」とか、「あの空港から飛行機に乗ったら、もう旅を終わりか」とか、感慨にふけつつボチボチ空港に向かうかと、バスターミナルに戻ることに。

途中最後の思い出にて、マクドナルドによりアメリカンサイズのセットを購入。

近くの公園で腹ごしらえし、バスターミナルに到着。

そして、ロッカーに預けた荷物を回収するため、ロッカーの開錠操作。

すると、暗証番号の入力画面になり

私「暗証番号?そんなんあったっけ?」

私「あー、そうそう。荷物預けるとレシートみたいな紙が出てきて、そこに書いてあるんだった」

私「えっと、レシート、レシートっと」

・・

・・・

私「あれ?ない?」

私「えっ、マジ?どうしたっけ。とりあえず落ち着いてバスターミナルの職員に聞いてみるか。」

バスターミナルの受付に移動し、男性の店員さんに恐る恐る質問。

私「すいませんが、ロッカーの暗証番号なくしちゃって開けてもらうことってできますか?」

店「あぁ、できるけど30ドルかかるよ」

私「(うっ、意外と高いな。もう少し探してみるか)分かりました、もう少し探してみます」

そして、いったんバスターミナルから出て近くの公園へ。

私「荷物預けた後、どうしたっけ?」

私「たしか、荷物を入れて扉を閉めて、、、あれ?もしかして暗証番号が書いてあるレシート取って無くない?」

私「そうしたら、すでに他の人が、そのレシート使ってロッカー開けられて荷物持っていかれてる?」

私「いや、そうしたら、ロッカーにロック掛かってないハズ」

私「いやいや、また次の人が同じロッカーに荷物入れたら、結局ロックされるよね?」

私「リュックには今までの旅のお土産屋、苦楽を共にした服など諸々入っているんだが」

私「うぉー、どうしたら良いんだ」

ととりあええずバス停から、スペースニードルの間に落としていることに淡い期待を持ち、探してみることに。

その瞬間、若い男性外国人の2人組に話しかけられる

外「もしかして、ロッカーの暗証番号探してます?」

私「えっ、はい。何で知ってるの?」

外「実は、アナタがロッカーに荷物預けた後に、暗証番号が掛かれたレシートが取られていないことに気づいて持ってたんですよ」

私「えっ、本当に?助かります、ありがとうございます」

と受け取ろうとすると、外国人2人組から

外「さすがに、タダって訳には、ねぇ?」

私「(あぁ、まぁそうか)」とポケットに残った現金を出し

私「もうあんまり、現金がなくてこんなもんしかないけど」

と10ドル札を手渡す。

外「オッケー!」

と10ドル札と引き換えに、レシートを交換しお別れ。

よくよく思い返したら、荷物を預けるときに、バスの待合室にいたなということを思い出しつつ、「あぁ、良かったー」と安堵しながら、「もしかしたら、全然関係ロッカーの暗証番号だったりしないか?」と疑心暗鬼になり、足早にロッカーへ向かう。

そして、荷物を預けたロッカーに暗証番号を入力。

私「頼む、開いてくれ」

と祈りながら操作が終わると、無事開錠。

「あぁ、良かったぁ」と胸をなでおろし、空港へ移動。

空港ではリュックを機内に預け、飛行機に搭乗。

シアトルから羽田までは、約11時間のフライト。

これで、飛行機を降りたら、この旅も終わり日本に到着だ。

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最後の最後になっても、相変わらず(自業自得の)トラブルに見舞われて、この旅を象徴するかのようでした。

では、また。