【大学4年生の南米大陸~北米大陸一人バックパッカー旅行記:ブラジル編③】時差体験

※2005年2月~3月時点の内容です、現在は状況が違うかもしれません。

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さて今回は日本に行く前からチェックしてた観光地で世界三大瀑布の一つイグアスの滝に行ったお話です。

なんか言葉が通じないことを徐々に吹っ切りつつあります。

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バス泊2連チャンは結構こたえる。

でも今日は楽しみにしてたイグアスの滝だし、ちょっとテンション上がるわぁ♪

まずはバスを降りてイグアスの滝まで行くバスを見ると1時間に2~3本くらいあるので一安心。

次はこの旅行初の宿泊地を探しますか。

どうやら近くにドミトリー(他人と相部屋の安い宿)があるらしい。

が・・・窓はあちこち割れてるし、ドアに木の棒が斜めに刺さってる。

てか、完全潰れとる!!

他にドミトリーはないし、仕方ないからちょっと高いけどそこそこの宿に泊まるかな。

って事で一つ通りを挟んだ宿へ。

結構綺麗。

フロントで泊まりたい旨を会話張片手にスペイン語で四苦八苦していると奥からアジア系のスタッフが出てきて。

「May I help you」的な事を言ってる、多分。!

英語ならどうにかなると思い「とにかく安い部屋」&「まけてくれ」と交渉。

その結果一泊約3,000円程度に・・・てか冷静に考えればまけてもらった金額も500円くらいなんだろうけど。

でも部屋はユニットバス付きでエアコンまで完備。

とりあえず宿泊場所は確定したのでいざイグアスの滝へ!!

さっきのバスセンターに戻りイグアス行きのバスに乗車。

乗車人数はそんなに多くなく10人いないくらいかな?

途中のバス停でも数人乗車してきたものの相変わらず人数は少ない。

今日はアルゼンチン側からイグアスの滝に入るため国境を通ります。

本来なら素通りでも良いらしいけどバスが停まったので一応手続き・・・と言ってもただ入国スタンプを押すだけなので楽々通過し、途中でバスを乗り換え。

そしてついにイグアスの滝の入場ゲートに約30分くらいで到着。

するとあちらこちらにバスが停車中。

なるほど色んな所から来るから1台あたりの乗車人数は少ないのね。

とは言ってもチケット売場は全然混んでない様子。

一応入る前にバスセンターまで行く帰りの最終バスの時間を確認すると19時30分・・・すでに18時30分。

ありゃ?

ガイドブックには入場ゲートから滝壺まで列車で30分かかるって書いてありますけど、折角ここまで来たし行っちゃえ。

って事で列車に乗り滝壺へ。

列車は雑木林の中を走りなんか良く分からん所で停車。

なんかみんな降りるし付いていくと途中から湿地帯の為平均台みたいな橋を歩いていくとついに到着。

そこは滝の上部の真横に橋が張り出し上から滝壺までを見下ろすような感じ。

流石に世界三大瀑布の内流れる水の量が最多なだけあり水の勢いがもの凄い!

実際こんな水量が鉄砲水できたら何もできず押しつぶされちゃうだろうね。

と自然の力に身震いしつつ時計を見ると最終バスまで残り30分。

これからさっきの列車の場所まで戻ってもバスには間に合わないね。

まぁそしたら近くの宿泊施設に泊まれば良いやと思い今度は徒歩でブラブラゲートに向かいました。

途中遠目から滝が見えるスポットやひょっこり出てきたタヌキに構いつつゲートに到着。

まぁ一応バス停に行ってみると・・・バスがいるじゃん?

いそいそバスに乗り運ちゃんに「este onibus para Brazil?(このバスブラジル行く?)」って聞くとなんか運ちゃんが頷きながら「乗れ」的なリアクション。

ふと入場ゲートの時間をみると19時30分?

ん、なんでかなぁと思いながら乗っていると見覚えのある道順を行くバス。

無事乗り換えを済ませ、ブラジルとの国境も通り、バスセンターに到着。

行きと同様に約1時間程度で泊まるホテルに戻り、ブラジルの郷土料理でも食べたいなぁと思いフロントで聞いてみると21時もう閉店しているとのこと。

まだ19時30分のバスに乗ったはずだから、まだ閉店まで時間あるよなぁと思いつつフロントの時計を見るともう21時30分?

 

 

なるほど!

ブラジルとアルゼンチンには1時間の時差があるのか。

疑問は無事解決したものの晩ご飯は仕方ないので近くのコンビニで簡単にパンを買い部屋で食べ、風呂に入り就寝。

なんかバスがないかもとちょっと気疲れした。

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こんな感じでちょっとくらいのハプニングなんぞ旅行の醍醐味だと思えてくる頃合いでした。

では、また。